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  • やだこいち

「みんな一緒」の弊害


今朝、あさイチを見ていて、

育休あけのママさんが、子育てがあるから正社員に戻れずに、

同期がどんどん出世する中で、自分は非正規雇用で、簡単な仕事しか任されず、


「辛い、悲しい」


という話題が出ていました。


自分も育休で主夫をしているので、

なるほどなぁ、と気持ちは分かる反面、

この問題の背景を考えてみました。



このママさんが辛いとか、悲しく思っているのは、

結局は、人と「比較」して、悲しがっているんだよなということです。


このママさんは、仕事が思うようにできないことが辛いというより、

同期が出世しているのを見ながら、「自分は(出世せず)ずっとこの仕事か」

と同期と比較して、辛さを感じているように思うのです。


「みんな一緒」が当たり前の価値観が日本人には強くあると思っています。


もし、外国人(例えばアメリカ人)が、このママさんと同じ状況だった時に、

はたして、辛い、悲しいと思うか?


僕は、悲しがらないかもなぁと思うんです。

アメリカみたいにいろんな人種の人がいて、それぞれが全然違う文化を生きている

「人と違う」のが当たり前という社会だと、

人と比較すること自体が、あまり意味をなさないと思うからです。


日本人が悪くて、外国人が素晴らしいということが言いたいのではなく、

日本人の「みんな一緒」の価値観が、

こうやって自分たちを苦しめることがあるよな、ということを思ったのです。



何を隠そう、自分も、育休の初めの頃、

「30才の男が、何ヶ月も仕事せずに家にいていいのだろうか?」

という訳のわからない不安感に襲われたことがあります。


僕くらいの男性は、世の中では、いわゆる脂が乗った頃と言われていて、

バリバリ働くのが普通だと思うんです。


そこへ来て、自分は、家で子どもみながら遊んでいる。

おれ、こんなんで大丈夫か?


ってなりました。


その時の自分も、周りと比較して、勝手に不安になっていたんですよね。



また、主夫になって、お金を稼がなくなったら、あたかも、

価値の低い人であるかのように感じました。


どうしてそう思うかを考えた時に、

ぶっちゃけ「収入が高い人ほど、価値が高い、立派な人」っていう価値観があるなと

行き着きました。


人のことを年収で評価している。


これもぶっちゃけ、多くの人が持っていると思うんです。

そして、多くの人を苦しめていると思います。


この価値観で行くと、専業主婦の人たちは、価値無しになります。

給料の低い人は、給料の高い人よりも価値が低くなります。


少し前の自分は、まさにこの価値観にやられていて、

同じ大学を出た友達が、自分よりはるかに高い収入を得ているのを見ながら、

「随分、差を開けられた。自分は彼らより劣っているんじゃないか」と、

自分を責めて責めて、

どんどん自信を失っていった時期がありました。


年収で人を評価することが、自分を苦しめました。

今では、だいぶその価値観は手放すことができたかなと思ってます。


日本人特有の「みんな一緒」という価値観

そして「年収で人を評価する」ことが、

僕らを苦しめるんだよな〜


ということを考えた、あさイチでした。


http://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/190313/1.html


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